新幹線大爆破で話題沸騰！豊嶋花が演じた“柚月”役の魅力を徹底解説

2025年Netflixで公開され、話題となっている映画『新幹線大爆破』。本作で圧倒的な存在感を放っているのが、女優・豊嶋花さんが演じる“柚月”こと小野寺柚月です。今回はその魅力と衝撃の正体を徹底解説します！

小野寺柚月は、新幹線6号車に乗る修学旅行中の高校2年生。一見すると明るく無邪気な女子高生で、友人たちと笑顔で会話する姿はごく普通の生徒のように映ります。しかし、物語が進むにつれて彼女の“ある異変”が観客に強い違和感を与え始めます。

物語終盤、衝撃の展開が待っています。なんと柚月こそが、新幹線に爆弾を仕掛けた犯人だったのです。未成年でありながら精巧な爆弾を仕掛け、乗客たちを恐怖に陥れるという大胆な計画。その背景には、彼女の父親が過去に犯した罪、そしてその罪が権力によって隠蔽された事実が隠されていました。

柚月の動機は「父親への復讐」──真実を葬った大人たちへの怒りと、自らの存在を無視してきた社会への反発。その純粋さと狂気が交錯する心情が、観る者の心を深く揺さぶります。

豊嶋花さんは、柚月という難役を見事に演じ切りました。序盤の明るく元気な高校生としての自然な演技と、終盤での無表情で冷酷な犯人としての姿との落差が圧巻。特に、犯行を自白するシーンで見せる“感情のない微笑”は鳥肌もの。

さらに彼女の瞳には、怒り、哀しみ、諦めといった複雑な感情が滲み出ており、セリフ以上に“目”で語る演技が印象的です。18歳という若さながら、観客を引き込むその表現力はまさに次世代の実力派女優の証。

豊嶋花さんは、子役としてキャリアをスタートさせ、多くのドラマ・映画に出演してきた実力派。『ごちそうさん』『トットちゃん！』などでの好演を経て、今回の『新幹線大爆破』で一気に注目の的に。これまで培ってきた経験が、柚月というキャラクターに深みを与えています。

『新幹線大爆破』における柚月は、「ごく普通の少女」と「爆弾テロの実行犯」という二面性を持つ稀有なキャラクター。そのギャップをリアルに演じた豊嶋花さんの存在が、この作品の緊張感と深みを大きく引き上げています。

今後の活躍にも目が離せない豊嶋花さん。彼女が演じた“柚月”は、間違いなく2025年の映画界を象徴するキャラクターの一人となるでしょう。