ヒールに共感してしまう人の特徴とは?
ドラマ『略奪奪婚』を題材に、なぜ人は悪役(ヒール)に共感してしまうのかを心理学的に解説。本音を抑える現代人の感情構造や承認欲求、復讐の連鎖との関係まで深掘りします。ヒールが支持される理由を知りたい方におすすめの考察記事です。

―『略奪奪婚』が刺さる心理の正体―
2026年冬ドラマ『略奪奪婚』(テレビ東京)は、
登場人物“全員ヒール”という異色設定で注目を集めています。
主演は 内田理央、伊藤健太郎、中村ゆりか。
普通なら嫌われるはずの“悪役”。
なのに、なぜか目が離せない。
むしろ共感してしまう。
今回は
**「ヒールに共感してしまう人の特徴」**を心理構造から解説します。
① 本音を押し殺して生きている
ヒールは欲望を隠さない。
・奪いたい
・復讐したい
・勝ちたい
・選ばれたい
現実では多くの人がこれを抑えています。
だからこそ、
「言えないことを代わりに言ってくれる存在」
としてヒールが魅力的に映る。
我慢が多い人ほど、
ヒールにスッと感情移入しやすい。
② “正しさ”に疲れている
現代はコンプライアンスの時代。
・不倫は悪
・略奪は最低
・裏切りは許されない
もちろん倫理的には正しい。
でも心の中では、
「それでも欲しいものがある」
と思ったことはありませんか?
ヒールに共感する人は、
正しさと本音のギャップに疲れている人でもある。
③ 承認欲求が強い
ヒールの多くは
「選ばれたい」
「勝ちたい」
「特別でいたい」
という欲求で動く。
これに反応する人は、
自分の中にも似た感情がある。
それを認められる人ほど、
ヒールを単純に否定しない。
④ 完璧な善人を信用していない
善人キャラは安心できる。
でもどこかで
「そんな人いる?」
と感じる人もいる。
ヒールは矛盾だらけ。
弱さも醜さもある。
だからリアル。
共感する人は
人間の“きれいじゃない部分”を理解している人。
⑤ 自分もどこかで傷ついている
ヒールの多くは
過去に傷を持っている。
裏切られた
選ばれなかった
認められなかった
ヒールに共感する人は、
その傷に気づいている。
「悪いけど、分かる」
と心が反応する。
なぜ『略奪奪婚』は刺さるのか
このドラマは
“全員ヒール”。
つまり、
誰か一人を悪者にしない構造。
これは今の時代に合っている。
白黒ではなくグレー。
視聴者は
「自分だったらどうする?」
と考えながら見る。
これが没入感を生む。
ヒールに共感するのは悪いこと?
結論から言うと、悪くありません。
共感とは
「理解しようとする力」。
危険なのは、
・ヒールを正当化しすぎること
・自分の行動基準を失うこと
ドラマは安全な疑似体験。
そこで感情を整理できるなら、
むしろ健全です。
まとめ
ヒールに共感してしまう人の特徴は――
✔ 本音を我慢している
✔ 正しさに疲れている
✔ 承認欲求が強い
✔ 人間の弱さを理解している
✔ 自分にも傷がある
ヒールに惹かれるのは、
あなたが弱いからではない。
人間を立体的に見ているから。


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