夏の日差しと暑さで、ビタミンは失われていきます。
ビタミンが不足すると身体になんらからのサインがでてきます。
ビタミンが保健量より多ければ、酵素(たんぱく質)がスムーズに働き、 代謝が円滑に進みますが、 必要量は満たしても、 保健量より少ないビタミンでは、体は負担を負いながら正常な機能を保とうとします。
その結果、臓器に異常がないのにさまざまな症状・倦怠感・疲労感・目まい・頭痛・ 動悸・息切れ・ 発汗異常・便秘・下痢などの不定愁訴(なんとなく体調が良くないという感覚)が現れます。
夏に不足しがちなビタミン?体内で作れないなら摂るしかない!
ビタミンの種類には大きく分けて二つあります。
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミン!
その違いは、水溶性のビタミンは水に溶けるため過剰に摂取されても余分な量は尿として排出されます。
脂溶性ビタミンは水に溶けないため尿として排出されることがなく、体内では脂肪組織や肝臓等に貯蔵され、毎日少しずつ生体で消費されていきます。
なので、ビタミンAやDが過剰症に注意とされているのはこの特徴からなのです。
#脂溶性ビタミン は4つだけ
DAKE=だけ と覚えて下さい水溶性ビタミンは摂りすぎでも尿から排泄
脂溶性ビタミンは肝臓・脂肪に蓄積#脂肪肝炎 にはビタミンEがよい
ナッツを1日に手のひらにのる量でOK pic.twitter.com/FjxO5N4C2X— 尾形 哲 肝臓先生『肝臓から脂肪を落とす』 (@ogatas0520) January 16, 2024
身体で唯一作れるビタミンは?ビタミンDです。
これは太陽の紫外線の照射によって、体内で合成することができる唯一のビタミン栄養素です。
それ以外のビタミンはサプリメントや毎日の食事で摂取していくしかありません。
夏にビタミンが不足する理由は?
なぜ夏になると不足がちになるのかと言うと、ビタミンB1は体内に蓄えておくことができない栄養素なため、汗とともに排出されてしまいます。
よって大量に汗をかく夏の季節はビタミンが不足がちとなるのです。
どのようにビタミンを摂取したらよいのかを紹介していきます。
手っ取り早くビタミン群を摂取するには、コンビニがあります。
ビタミン群で疲労回復が望める飲み物ランキング5!
甘酒・豆乳・牛乳・黒酢ドリンク・フルーツジュース
です。
一個づつ解説していきます。
ビタミン群をとるには甘酒!
甘酒にはビタミンB群が入っており疲労回復や便秘の解消といった健康面での効果に限らず、ダイエットや美白、白髪予防など美容効果などさまざまな回復に期待できます。
それだけ栄養素が豊富に含まれているということがわかっていただけたのではないでしょうか。
メリットだらけの甘酒を効果的に飲むためにも、1日に飲む量をしっかりと守る必要があります。
理由としては高カロリーなので大量に飲むとカロリーオーバーになります。
甘酒は飲む点滴とも言われております。
ビタミン群をとるには豆乳!
高たんぱく質で植物性脂肪のため甘酒よりもカロリーが低く、大豆サポニンやイソフラボンなどの成分が、がんを予防するという研究成果も出ています。
また、腸内環境を整えるオリゴ糖、ビタミンB群やEが含まれており、健康飲料として注目されております。
ビタミン群をとるには牛乳!
牛乳には粘膜の強化に働くビタミンAが豊富に含まれております。
牛乳には安眠を手助けする、良質のたんぱく質に含まれる必須アミノ酸(たんぱく質を体内で合成するもの)のトリプトファン(アミノ酸の一種)が豊富に含まれています。
牛乳には吸収率の高いカルシウムも豊富に含まれていることで、神経を落ち着かせ、ストレスの緩和に十二分に役立てています。
ビタミン群をとるには黒酢ドリンク!
黒酢にはさまざまな嬉しい効果があります。
脂肪燃焼の効果や基礎代謝の向上はダイエットに欠かせない飲み物です。
また血圧を下げたり、コレステロールや中性脂肪を減らしたりする素晴らしい効果もあるといわれており、高血圧の方や生活習慣病予防にもなります。
ビタミン群をとるにはフルーツジュース!
生で食べるよりは、ジュースにした方が効率的に栄養素を摂取できる。
ペクチン(コレステロール値の上昇を抑え、動脈硬化の予防にも役立ちます。 さらに、乳酸菌などの腸内の善玉菌を増殖させます)は水溶性で、身体の不要物を包み込んで排出する働きがある。
血中のコレステロールを減らしたり、糖尿病にも効果が期待できる。
ほかにも、カリウムや細胞の酸化、老化を防ぐビタミンEなど、さまざまな栄養素が含まれております。
このようにコンビニとかでもすぐに手に入って、なおかつ足りてない栄養素を摂取できます。
しかし一定量を越えると逆効果になりますので、過剰な飲み過ぎには注意して下さい。
ビタミンの種類と効果について紹介します。
ビタミンB1とB2の違いは何ですか?
ビタミンB1は 体内で糖質がエネルギーに変わるのをサポートしてくれます。
脳の中枢神経や末梢神経の働きを正常に保ちます。
ビタミンB2は糖質・脂質・タンパク質がエネルギーに変わるのを助けます。
成長の促進や皮膚、髪、 爪などの細胞の再生にも関わっております。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンです。
皮膚のターンオーバー(皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちるサイクル)を高める作用があるといわれており、しわやシミなどのトラブル予防にとても効果が期待できます。
またβカロテン(抗酸化作用)は、 体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンAはレバー・ウナギ・チー ズ・卵に多く含まれ、βカロテンは緑黄色野菜に多く含まれております。
ビタミンCには、シミやくすみの原因となるメラニン色素(色素沈着の正体)を還元するほか、抗酸化作用(酸化を抑える作用)によって活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素はシミやたるみやくすみなどの年齢サインの原因です。
ビタミンCを継続的に摂取することで過剰な活性酸素を取り除けるため、 美白に繋がります。
手軽にビタミンCの取れる野菜はブロッコリー!
ビタミンCの含有量が非常に高い野菜です。
可食部100gあたり140mg を含んでおり、 野菜のなかでもダントツにトップクラスです。
これはイチゴの 約2.3倍、 レモン果汁の2.8倍ものビ タミンCの量になります。
果物としてはキウイフルーツです。
ビタミンCや食物繊維、 カリウムなどの毎日摂取したい栄養素がぎっしり詰まっていて、 100gあたりの栄養素をスコア化した栄養素充足率では、身近なフルーツの中では ナンバーワンと言われております。
まとめ
太陽の光を浴びて人間が作れるのはビタミンDです。
その他のビタミン群はサプリメントや食事から摂取しなければなりません!
夏の暑さでビタミンが失われて、汗をかいてビタミンが失われてと、とにかくこまめに水分と一緒に補給してやらないといけませんね!
無添加の甘酒をさがして今年の夏を乗りきろうとおもいます。
みなさまも、まだまだ続く夏に暑さ対策しながら過ごして下さい。
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