パンケーキ症候群は梅雨時期注意!原因はダニ大繫殖?

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小さなお子さんがいるとパンケーキをよく食べると思いますが、パンケーキの粉を毎回使いきっている場合は問題ありませんが、そうじゃない場合は、梅雨時期のパンケーキ粉にはダニがいる場合があります。

もしパンケーキを食べて1時間以内に蕁麻疹や腹痛などが現れたら、パンケーキ症候群の可能性もありますので注意が必要です。

 

パンケーキ症候群は梅雨時期注意!原因はダニ大繫殖?

パンケーキ症候群について紹介していきたいと思います。

 

パンケーキ症候群とは?

パンケーキや、 お好み焼きなどを食べた後にアレルギ一症状が出るこを言います。

小麦のアレルギーが原因というわけではなく、使われた粉の中に侵入した 「ダニ」が原因なのです。

日常一般どにでもいる同じ種類のダニが、ホットケーキミックスなどの「ミックス粉」 を好むといわれております。

厄介なのが、ダニは加熱したら問題ないですが、アレルゲン(死骸や糞)は加熱しても残りますので、食べるとアレルギー症状が出てひどくなるとアナフィラキシーショック(血圧低下や意識レベル低下)をおこしますので、パンケーキ粉は毎回使いきってやるほうが無難かと思われます。

 

パンケーキ症候群の対策は?

パンケーキ症候群を予防するためには、小麦粉、お好み焼き粉、たこ焼き粉、ホットケーキミックスなどを開封後は、一度で全部使い切るのが最も有効です

もし一度で使い切れなくても、冷凍庫で保存するか、開封後1カ月以内ではパンケーキ症候群を引き起こしたという報告はないので、それまでに使い切るようにすると問題ないといえます。

 

もしアレルギー症状がでたらどのようにしたら良いのかを紹介します。

 

アレルギーの症状が出たらどうする?

 

食物アレルギーには治療薬がないと言われております。

アナフィラキシーのほとんどの場合、重度のアレルギー反応を起こすようなアレルゲン(食品、昆虫、薬剤など)に接触・摂取した後30分~1時間に起きます。

安静にしてまっすぐに寝かせる。

寝かせると呼吸が困難な場合には座らせるが、立ち上がって歩き回らないようにするなどです。

 

ダニアレルギーを軽減は出来るのかについて紹介します。

 

ダニアレルギーは治るの?

ダニアレルギーを治療する唯一の方法である舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)は、実際にダニのアレルギー物質を毎日投与し、身体をダニに慣れさせるという治療です。

治療期間は数年間と長いですが、根本から治療する効果的な方法です。

 

舌下免疫療法とは?

アレルゲン免疫療法(アレルゲンを少量、体に投与することで、アレルゲンに体を慣らして症状を抑える)のひとつで、体質を根本的に改善することでアレルギーによるさまざまな症状を抑えていくという治療法です。

現在は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎の確定診断が出ている患者さんに対して使用することができるみたいです。

舌下免疫療法のやり方は、アレルゲンをごく微量含んだ内服薬『シダキュア』や『ミティキュア』などを舌に置いて1分程度そのままにしたあと飲み込むという方法で、服用は1日1回とされており3~5年ほどの長期的な治療を行います。

毎日コツコツとしていく必要がありますが、3年ほどでアレルゲンがなくなったり、抑えることができるのならやる価値は十分あると思います。

 

メリットはあるのか?

舌下免疫療法は根本的な体質改善によって、アレルギー症状そのものが起こらないようする、または発症しても軽微な程度に抑え込むという効果があります。

舌下免疫療法は、舌の下に薬を置いて、しばらくそのまま(1分~2分)にしてから飲み込むという方法で、誰でも簡単に行うことができます。

そのため、初めての服用の時は医師の監督下で行うため通院しますが、2回目からの服用は自宅で継続治療することができますので通院する必要がなくなる。

舌下免疫療法は5歳~65歳未満の方が治療対象となっております。

アレルギー原因物質を特定するために前もって血液検査を行うことが必要になりますが、小さいお子さんでもスギ花粉症・ダニアレルギー性鼻炎を治療することができます。

 

その一方で、薬によるデメリットもありますので、紹介したいと思います。

 

デメリットとしては?

舌下免疫療法の薬の服用は毎日行う必要があるのと、平均3年~5年ほど継続する必要があります。

なので途中で薬を飲むのを忘れてしまったり、次の薬の処方を受けていなかったりすると、また最初から治療を開始しなくてはいけません。

舌下免疫療法で使用されている・シダキュア・アシテア・ミティキュアという薬は、副作用を起こす可能性もあります。

唇や口の中の腫れ・かゆみ・のどの違和感・耳のかゆみなどの症状がありますので,その時は医師と相談して薬を飲むのを中止して下さい。

舌下免疫療法を利用できない人もいますので紹介していきます。

 

舌下免疫療法を利用できない理由は?

下の項目に書いてあるのにあてはまる方は、舌下免疫療法の治療を受けることができませんので注意してください。

  1. ・重症気管支喘息の方
  2. ・65歳以上の高齢者
  3. ・妊婦、授乳婦
  4. ・全身性ステロイド薬を使用している方
  5. ・悪性腫瘍、自己免疫疾患、免疫不全患者の方
  6. ・非選択的β遮断薬を使用している方など

持病がある方や妊婦さんや今現在何かの病気の治療されていて、免疫力の衰えている方などは、舌下免疫療を受けれませんので注意が必要です。

 

まとめ

パンケーキ症候群が流行るのは、ジメジメした梅雨時期でダニがパンケーキ粉で大繁殖するため、パンケーキ粉はなるべく1回で使いきっておく必要がある。

アレルゲンを抑える薬があり、メリットとしては5歳~65歳まで幅広くできることと、はじめは病院へ行って医師に教わる必要があるが、2回目からは自宅で出来る。

デメリットとしては毎日1回投与する必要があるのと長期間投与する必要があるので、途中で辞めてしまうと意味がなくなるのと、またはじめからのスタートになってしまう。

副作用がひどく出る方もいますし、持病がある方や妊婦さんは出来ない。

 

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