生きていく上で絶対的に欠かすことができないのが食事です。
好きなものを楽しく食べるのはあたりまえなのですが、それだけでは栄養が偏りがちになり、長年続けていると健康面での悪影響が必ずでてきます。
そこで栄養のバランスがどれくらい大事なのかについて調べてみましたので紹介したいと思います。
栄養のバランスはとれてる?低カロリー食材は栄養不足かも!
栄養のバランスはどれくらい大事?
毎日の食事には、主食、主菜、副菜を基本として、バランスよく摂ることが推奨されております。
しかしながら、どの食材にどれだけの栄養が含まれているか把握して摂ることは、なかなか大変ですよね。
そこでオススメしたいのが、食材を 「赤・白・黄・緑・黒」 5つの色に分け、1回の食事にそれぞれの色をバランスよく取り入れる事が大事です。
栄養バランスでの色の見分け方!
それは多く食べる部分の色で判断することができます。
たとえばりんごやバナナ等外側は赤や黄の色でも、多く食べる部分は白になるため、 このような場合は栄養バランスの色は 『白』 に分類されます。
またキノコと海藻は 『黒』色に分類されます。
なめこやしめじ等のキノコ類は傘の部分が薄い茶色、グレー等の場合は「黒」に分類してください。
また、めかぶやワカメなどや、 あおさ等緑っぽい海藻類も 「黒」に分類しましょう。
ちなみにケーキやチョコレート等のお菓子類や、 コーヒー、紅茶、 アルコール等の嗜好品は除外して考えるとします。
栄養バランス赤色の食材例!
牛肉・豚肉・鶏肉・まぐろ・エビ・ ニンジン・トマト・あずきなど!
特徵としては肉類や赤身魚はタンパク質や脂質が豊富に含まれています。
トマトやニンジン等赤い野菜にはβカロチンが多く含まれています。
栄養バランス白の食材例!
ご飯・パン・麺類豆腐・白ねぎ・ 大根・たまねぎ・じゃがいも・牛乳などです。
特徵としては主食となるご飯、うどん等の穀類の他、 良質のたんぱく質を多く含む白身魚等があります。
また炭水化物には糖質が含まれるため、 摂りすぎには注意が必要といえます。
栄養バランス黄色の食材例!
卵・納豆・味噌・チーズ・レモン・かぼちゃ オレンジなどがあります。
特徵は味噌・油揚げ等、「畑の肉」といわれる栄養価に優れた大豆食品が多くあります。
また、かぼちゃ、ぎんなん、ゆず等にはビタミン類が含まれております。
栄養バランス綠色の食材例!
キャベツ・きゅうり・ピーマン・キウ パセリ・ブロッコリー・青ネギなどです。
特徵はとしては春菊、 ほうれん草、 ねぎ等の緑色野菜にはビタミンやミネラルが多く含まれています。
一度の食事でたくさんの種類を摂ることが難しい野菜ですが、積極的に摂るようにできたらいいですね。
栄養バランス黑色の食材例!
黒豆・黒ごま ワカメ 昆布・しいたけ・のりなど現代人がもっとも不足しがちな色といわれています。
特徴としては昆布、わかめ、こんにゃく、きくらげ、 キノコ類等は低カロリーで食物繊維、 ミネラルが多く含まれています。
色分けについての次に、栄養バランスの重要性について紹介したいと思います。
栄養バランスの重要性としては食事は健康の基本となります。
栄養は、 人間の身体や心 (神経)を作り、 生存活動に欠かすことはできません。
もし食事を抜いたり、忙しさにかまけて食事を食べることができなかったりすると、 身体や機能を維持するための栄養が不足し、何らかの悪影響が出てしまいます。
カルシウム不足になると骨の形成に必要なたんぱく質が不足がちになると、臓器や爪や髪などの形成に悪影響を及ぼしてしまいます。
エネルギーが不足すれば、 体や脳に栄養が上手く行き渡らないので、 低血糖状態になりフラフラしたり身体がだるくなったりして倒れたりもします。
栄養のバランス悪化が、 身体の不調や、発育障害につながり、心身体頭の元気がなくなったり、病気になったりもします。
年齢に関係なく、毎日しっかりと栄養バランスを摂取したいですね。
栄養バランスをしっかりと摂取した時のその栄養素の働きについて紹介します。
栄養バランスの炭水化物= 身体と脳の栄養素!
炭水化物を食べると、 消化吸収されて血中で 糖となり、この糖が身体や脳の活動に欠かせない栄養素になります。
雑穀米や雑穀パン、芋など、 食物繊維の多い炭水化物を日常的に食べる習慣をつけることで、単なる栄養素としての役割だけでなく、 腸の環境改善など、 複数の健康効果が期待できます。
栄養バランスたんぱく質 =身体を作る栄養素!
たんぱく質は身体を作る栄養素で、体内では古いものと新しいものが常に交換されています。
不必要となったタンパク質は身体の中で、 アミノ酸に分解されます。
アミノ酸は、髪、爪、 内臓、 筋肉などの主成分でもあり、 ホルモンや酵素などを作るのにも欠かせません。
ダイエットをする場合は、 カロリーばかりを意識して、身体を作る栄養素である肉や乳製品などたんぱく質が豊富な食品を控える傾向があるので、不足しないように注意する必要があります。
その一方、脂身の多い肉、 加工肉、 揚げた肉などは、 高カロリー、塩分、脂質の過剰摂取で、体重、血圧、 コレステロールなどに悪影響を与えるので注意が必要です。
栄養バランス脂質=脳の機能・ビタミンの運搬係!
脂質は脳の正常機能にも必要な栄養素であるだけではなく、 食事の消化、吸収、 脂溶性ビタ ミンの運搬に欠かせることができません。
臓器、 神経、 骨などを守ったり、 体温等を正常に整える役割もあります。
脂質は多すぎても少なすぎてもよくありません。
大切なのは脂質の種類であり、体に良い脂質を選んで食べることが大切だと言われています。
青魚やくるみなどに多く含まれるオメガ3脂肪酸には、 コレステロールや血圧の改善 に効果があるだけはなく、炎症などのトラブルを防ぐ働きがあります。
栄養バランスビタミン = 身体の成長や心の健康!
ビタミンは炭水化物、 脂質、タンパク質、 ミ ネラルが体内でスムーズに使われるのに必要なだけでなく、 消化吸収、 成長、精神の健康、 様々な病気に対する免疫などにも欠かせない栄養素です。
栄養バランスミネラル=吸収利用蓄積!
ミネラルはお互いが複雑に作用しあい、 吸収、利用、蓄積に影響を与えます。
ミネラルが不足すると、骨が弱くなったり、 神経や体の働きに悪影響を与えていきます。
このように栄養バランスの良い食事がとても人体に大切なのがわかりますね。
栄養バランスで最近多いのが低カロリーの食材ですが、実は健康食ではない?
今はやりのダイエットのための低カロリーは健康食ではありません。さっぱりとした粗食では、肉・魚・卵・乳製品などの摂取量が減りがちで、 栄養不足に陥りやすくなってしまいがちです。
例えば肉や魚に含まれるビタミンB群には、認知機能など頭や精神にとても 大切な栄養が含まれています。 元気に長生きするためには、 動物性食品に豊富に含まれるビタミン・ミネラルはとても重要な栄養素と考えております。
栄養バランスをしっかりとした食事をしいと、 筋肉や免疫力や骨密度などが低下するだけではなく病気になりやすくもなってしまいます。
食べ物に、 好き嫌いがある方はバランスを崩し、健康をそこねやすいので、アレルギーがなければ多少は無理しても好き嫌いをなくしていきましょう。
まとめ
栄養素のバランスは5色に色分けした食材をバランス良く採っていくのが身体作りでも健康面でも大事ですね!
栄養バランスは1回の食事では沢山ありすぎて、全部を摂取することはできませんが3食に分けたりサプリメントなんかもあります。
あと、いま流行りの低カロリー食材はダイエットにはなりますが、栄養バランス面では不足したりするので健康面に注意が必要だと思います。
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